1967年製のロレックスのアンティーク、オイスターデイト・プレシジョンの手巻きです。わずかにやけの入ったシルバーダイアルが気品溢れる大人な雰囲気の1本です。 オーバーホールの際に消耗品パーツの交換やポリッシュをされているとても状態の良い個体です。 ケース径はリューズ含まず約34mm。 オーソドックスなサンレイシルバーダイヤルにバーインデックスと夜光、王冠マークを配した飽きの来ないシンプルなモデル。わずかにやけが入りビンテージな雰囲気漂う使いやすいダイアル。もちろんリダンでは無いメーカー純正です。針は人気のある細身のペンシルハンド。文字盤の雰囲気とも合致します。 針、インデックスともメッキの美しい光沢を残しています。裏蓋内にも日本ロレックスでのOH履歴が残っておりダイアルと針は後年に交換されています。 歴史に燦然と輝くロレックス自社ムーブcal.1225（21600振動）を搭載。cal.1030ベースの手巻きムーブメントでコンパクトな設計ながら各パーツは大きく設計されており大変丈夫なムーブメントです。スモセコ時代の名残を残す出車と秒かながなんとも古典的です。ロービートの優しい鼓動が大変心地よいです。cal.12系は出車を外す際に付けられた傷や3番車軸の曲がり等あるものが多く見られますがこちらは大変綺麗な状態とのことです。手巻き感の大変心地良いcal.1225は機械式時計の醍醐味と言えるでしょう。 購入時に内部機械ＯＨ、タイミング調整、ライトポリッシュ（艶出し程度）、外装超音波洗浄(ベゼル、風防も外してサビ等完全除去。)、リューズパッキン、チューブ、チューブパッキン、裏蓋パッキン交換されています。 日差は平置きでタイムグラファー測定＋8秒ほどに仕上がっています。 バンドはバンビ製の牛革型押し新品です。白色ステッチとブラウンがシルバーダイアルにとても良くマッチしています。 付属品は別モデルのロレックス純正ケースになります。